”Think clearly”より 得た知見 欲求と意義について

お勧め本

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今回 読んだ本は、”Think clearly”  著者ロルフ ドべり

スイスの作家兼実業家の著者が、物事への考え方を提案し非常にためになりました。自分なりに学んだ項目を挙げ 考察してみます。

欲求と意義のバランスよい配分を心がけるようにする。

人生において本当にに重要な事は何だろう?よい人生に必要な事なのは「楽しめる」行為か それとも「有意義な行為か? この命題について語っています。

欲求と意義とは そもそも

欲求=快楽=直接的な楽しみ

意義=その瞬間に感じる私達が感じる感情  と定義しています。

ギリシャの思想家は、すでに紀元前5世紀に議論を起こしている

。”快楽主義者”は人生の楽しみは、できるだけ多くの直接的な楽しみ=快楽を持つことと主張します。

て大多数の哲学者たちは、”快楽は、低俗で、退廃的で、動物じみている”という立場をとります。

両者の主張は、相いれないものとされた。

 

欲求と意義は、同時にありうる。

この二つは、混じり合わないものではなくて、体験する一つの瞬間や事柄にも 上記に二つの要素があり。映画が代表であるが、純粋な娯楽のみでなく、意義のある映画もヒットする。また芸術家も、芸術だけを追い求めて美しく死ぬか、迎合して金を稼ぐか悩む。

欲求と意義のバランスこそ大事

バランスを失うと、どんどん極端な方向に走りやすくなる。

快楽の追求だけやると不毛な行為でしかない⇔世界の救済のために奔走し、自分の楽しみをもたないのも幸せでない。

ちょっと世のためになった後は、1杯のビールをたのしむように。。

私なりの感想

この話は、内科医である私には、納得できることがあります。医師として 医療にまい進していくことのみを追求すると、人生のどこかで息切れして、医療の第一線から、退いてしまう医師も多数見ました。また、開業などで、利益のみ追求して、お金を稼ぎ 豪遊し 体調を崩した方もいました。本当に 奇麗ごとと 俗世の汚れた部分 両方ないと 人間本来の姿でなくなってしまうのかもしれません。

これからも 本より学んだ知見を記載します。よろしくお願いします。

 

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