女性にとっての出産は、一生大切なイベント いい思い出でないとトラウマになるらしい。

結婚話

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女性にとって出産でのいやな思い出は、一生のトラウマになる。

この事は、男性 つまり夫が、あまり意識しない事かもしれません。男性は、出産に対しての苦痛は、ほぼゼロですが、女性は、自分の体の変化を伴い かつ 苦痛を伴う そんな 大きな違いが、当然 背景にあると思います。今回 我が家の事情から 女性と出産について 男性目線から考えたいと思います。

我が家の事情

第一子の妊娠

前回のブログで触れましたが、妊婦の妻の性格の変化もあり、私の母とのトラブルが生じ、(詳しくは、前回ブログを参照ください) 第一子妊娠中の我が家は、雰囲気が非常に悪い状態でした。

私自身も 仕事(内科勤務医)も激務で、しょっちゅう病院から呼び出しがあるし、家庭に帰れば、帰ったで、嫁姑問題の間に入り 疲れ切っていました。妻に対しても 今思えば 配慮に欠けた所もあったし、また どうして私の母を攻撃するようなメールを送ったのだろう(前回ブログ参照)という事に、自分の中で消化できない思いもあり 夫婦関係は、決してうまくいきませんでした。

第一子出産と子育て

途中 切迫流産の危険もありながら、何とか 妻は、第一子を出産しました。生まれた子供は、それは、それでかわいかったのですが、その当時、夫婦関係は、最悪でした。妻の方は、多分自分がつらい時期に、十分な精神的ケアをしてくれなかったという思いが、おそらくあったと思います。私の方も、妻の妊娠中の性格変化が、ホルモンの影響なんて思いもしていませんから、結婚前や新婚時と変わってしまった性格に対しての警戒感と不信感が、増幅していました。

当然 そんな夫婦が、きちんと協力し、子育てができる訳はなく、今思えば 子供に悪い事をしたと思います。夫婦げんかは、よくあり いたたまれなくなり 私が、実家やホテルに泊まる事もありました。

最悪の夫婦関係でしたが、お互い 少しは、関係修復したいという思いはあったのでしょう。 時間が経つにつれて、会話も少しずつ増え ほんの少しずつ 家族らしい瞬間が増えていきました。そんな低空飛行ながら 関係修復を少しずつ発展させ、3年が、いつの間にか経っていました。

妻が離婚の相談をしてきた。

3年経ったある日、妻が、離婚も考慮したいと 突然言ってきました。夫婦関係がどん底の時ならまだ理解できますが、3年経過し、以前よりは、仲良くやっていた時です。私は、理由を尋ねました。妻は、子供をもう一度 産みたい。前回の出産があまりに、つらい思い出になったので、このまま自分の人生で 出産がつらい経験として 終わるのは 耐えられないと言いました。そして私が、もう一人子供をつくる意思がないなら、離婚してでも 出産したいと言いました。

私は、意外で、想像もできない発想でした。女性にとって出産とは、それほど大事なものなのか、その時 初めて知りました。妻の気持ちが、よくわかり 話合いを重ねて 私達は、第2子をもうける事を決めました。

第2子出産後

妻の精神状態が明らかに落ち着きました。2人の子供の世話をするので、物理的な業務量は増えましたが、以前とは 違い 穏やかになりました。出産の思い出が書き換えられたからでしょう。

 

まとめ

女性にとっての妊娠 出産は、人生において 非常に重要です。男性は、それを 肝に銘じて行動した方が、いいです。逆にいえば 出産を うまく二人で乗り越えれば 家族との絆は、男性が予想するより固いものとなるでしょう。

 

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